シンガポールのドラッグストア事情
シンガポールにおけるヘルス&ビューティー市場ではいったい誰が勝者なのか。すでに 撤退した企業は何が足りなかったのか。小売市場で優位性を保つ大手 Watsons、Guardianは100店舗を超えて展開しているが、彼らに本当に死角はないのか 。一方で、シンガポールは中華系が7割以上を占める他民族国家であるが、消費者は一 体どのような民族的消費性向を持っていて、日本製ブランドとの相性はどうなのか。ま た、商品を購入する前にお客さまは一体何を見て、どこを探して購買動機を得るのか。 以上のようなシンガポールの小売ならではの特徴を、販売者視点と消費者視点で捉え、 弊社の過去の失敗事例や直近の消費者動向を交えながら解説いたします。
2011年からアセアンのヘルス&ビューティー市場の小売市場に関わり、その後ベトナ ム、カンボジア、インドネシアにおいてイオングループGMSの立上げに携わるなど当 該諸国での知見を広めてきた。現職のWelcia-BHGでは2017年の立上げから現在に至り 、アセアンのハブとなるシンガポールから周辺国のヘルス&ビューティー産業を俯瞰し ながら当国での事業にアクセルを踏む。店舗での商品陳列、掃除など顧客と従業員目線 で観察し事業を運営することを流儀としている。
コングロマリット イオングループ傘下のドラッグストア Welcia-BHG (Singapore) Pte. Ltd.は、ウエルシアホールディングス株式会社とシンガポールで百貨店と総合小売業を 展開するBHGホールディングスとの合弁会社になります。合弁会社設立以降、シンガ ポールで事業を拡大、中長期では29店舗をオープンする予定です。 ウエルシアホールディングス株式会社は、2024年も日本のドラッグストア売上高ラン キングで首位。これで5年連続1位となり、業界での地位も盤石となっております。 イオングループ、株式会社ツルハホールディングス、との資本業務提携なども進み、東 南アジアではシンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナムでの事業連携も加速 すると考えられ、今後の動向に注目が集まっています。